橋本左内先生160回忌記念シンポジウム
「橋本左内と明治維新」
福井市立郷土歴史博物館蔵
激動の幕末に人並はずれた学識、才能、人徳、先見の明をもって新しい日本を構想し、多くの人々を魅了しながらも安政の大獄にてわずか26歳でこの世を去らなければならなかった若き大俊才・橋本左内。今年、橋本左内160年回忌、ならびに明治維新150年を迎えるに当たり、本シンポジウムでは明治維新の源流ともなった橋本左内の革新的な改革構想を学び、そこから今あらためて何を学ぶべきかについてみなさまと一緒に考えます。
橋本左内先生160回忌記念シンポジウム
「橋本左内と明治維新」
日時:平成30年5月27日(日)
14:00~17:00(開場13:30)
場所:ハピリンホール
(JR福井駅西口前ハピリン3F)
共催:SANAI PROJECT・福井あすわ歴史道場
協力:白鷺舎
*参加無料、お申し込みは先着順となっております。定員(300名)を超えた場合は、申込みを終了させていただきますことをご了承ください。
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「橋本左内の未来構想~世界と日本を見つめて~」
講師 三谷 博 氏
(東京大学名誉教授・跡見学園女子大学教授)
「橋本左内先生から今何を学ぶか」
三谷 博 氏 (同上)
角鹿 尚計 氏(福井市立郷土歴史博物館・館長)
宮川 貴文 氏(福井県護国神社・禰宜)
松下 敬一 (福井あすわ歴史道場・会長)
東山 成江 (SANAI PROJECT・部会長)
パネリスト
進行役
藤田 由美子 氏(オフィス・マインドルージュ・代表)
<総合司会>
1950年、広島県生まれ。東京大学名誉教授、跡見学園女子大学教授。専門は19世紀の日本・アジア史。最近出版された「維新史再考―公儀・王政から集権・脱身分化へ」(NHK BOOKS)では、新たな切り口から150年間の維新史観を根底からくつがえし、維新史研究をリードする。その他の著書に、「明治維新とナショナリズム―幕末外交と政治変動」(山川出版社、サントリー学芸賞)や「明治維新を考える」(岩波現代文庫)などがある。
≪三谷 博氏からのメッセージ≫
160回忌という記念の年に橋本左内について講演ができるのは大きな喜びです。左内は幕末の政治動乱が始まったとき、未来の日本について具体的な展望を持っていた唯一の人でした。近世の世襲身分制にメスを入れ、上は大大名から下は庶民まで、実力ある人々を生まれを問わずしかるべき地位につけ、日本を西洋によるグローバル化の中で生き延びさせようと考えたのです。維新の先駆者の業績を福井の方々と共有できる日を楽しみにしています。
福井市立郷土歴史博物館 館長
福井県護国神社 禰宜
角鹿 尚計 氏
宮川 貴文 氏
日本の近代化に福井藩は大きな足跡を残しますが、その源流は左内の識見にありました。これを中心にお話します。
左内先生が大事にされた「大丈夫之心」。ぜひ皆様も講演会にご参加いただき、そのお心にお触れ下さい。
福井あすわ歴史道場 会長
松下敬一
「啓発録」だけではない左内先生の明治維新における真の功績が何かを全国に発信するシンポジウムにしたいです。
SANAI PROJECT 部会長
東山 成江
なぜ西郷隆盛は亡くなるとき左内先生の手紙を持っていたのか、その理由を皆様にも実感していただきたいです。